第241章 強い罪悪感を覚える

言葉では言い表せない複雑な感情が、橘健吾の胸に込み上げてきた。驚愕、不条理感、橘凛の底知れぬ正体への戦慄——だがそれ以上に大きかったのは、愚弄されたことへの怒りと、そして強烈な罪悪感だった。

以前プロメテウス・チームで見せた凛の立ち振る舞いが脳裏をよぎる。あの常人離れした冷静さと能力。そうか、あれは決して偶然などではなかったのだ。彼女は最初から、自分たちが見上げるしかないような高みに立っていたのだ。自分たちこそが、井の中の蛙で、節穴だったのだ!

我に返った健吾は、冷ややかな面持ちの貝本直紀を見つめ、切羽詰まった声で弁明した。

「直紀! 俺は……俺は本当に知らなかったんだ! 美姫が……ま...

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